自分の部屋をふと見まわしたときに
「さすがに汚いなぁ…そろそろ掃除しようかな。」と思いいざ始めてはみたものの途中で諦めてしまった。
あるいはキレイになったけど、すぐに元通りになってしまった。
なんて経験をお持ちの方は少なくないでしょう。
私も以前は、そんな人でした。
母に怒られ、汚部屋と化した自室を一旦は片付けてみるものの。
途中で見つけた漫画を読み始めてしまう。
仮に片付けができても大体すぐに元に戻ってました。
そんな私が、片付け上手になった方法を紹介したいと思います。
いきなり片づけを開始してはいけない
片付けをする時にやりがちなのが『とりあえず物を全部出すこと』です。
もちろん片付けのために必要な作業なので、それ自体が間違っているわけではありません。
しかし、先に物を全部出してまとめるとまずやる気がもちません。
思っているより部屋に置いてある物って多かったりします。
大人数でやるならまだしも、自分だけでやる場合には向かないです。
途中までは頑張れても、結局疲れて中途半端なまま放置。
結果また部屋が汚くなってしまうという悪循環です。
私もよくその手法をやっては諦め、ということを繰り返してきました。
そんな私でも片付けができたやり方は次の通りです。
片付ける範囲を限定する
まずは『どこを片付けるか』を決めましょう。
この時どこにするかは少ない範囲で大丈夫です。
例えば机の上だけ、床に置いたままの書類だけなど。
そして一緒に『どの順番で片付けるか』を決めましょう。
出来るだけ細分化します。
他の予定が入ってしまい中断する場合もキリのいいところで終了、次回続きから再開できます。
私は床に散乱してる書類がひどかったので、そこを最初にしました。
次に多すぎる洋服。そして机、最後は押し入れといった具合で決めました。
こうすることで片付けをする時の道しるべができます。
やみくもにやるより具体的に進めていけるので、片付けをしながら次はどうしようと考える手間が省け時短にもつながります。
片付けをする時間を限定する
その次は、『時間を決める』ことです。
やれるだけやるぞ、とはじめは元気に満ち溢れていたものの、ひたすらやっていくうちに疲れてしまい「もういいや、無理」となってしまう…。
これではせっかく出てきたヤル気も消えてしまいます。
そこで、私のおすすめの方法が音楽をかけて、その音楽が流れてる時間だけすることです。
音楽はなんでもいいですが、好きな曲のほうが私は楽しく片付けができました。
逆に曲に聞き入っちゃう、という人はYouTubeなどでBGMなどを探してみるといいですよ。
そして設定で曲が終わっても連続で流れるようにしましょう。
なぜならこの方法に慣れるとその方が長い時間片づけられるからです。
一曲分だけ片づけようと思って、ふと気づけば三曲目に突入してたりします。
そしてこれは達成感につながります。
すると以前より片付けが楽に感じてきます。
いるものを限定する
片付け始めたら最初に決めた範囲のものを全部出しましょう。
そして『いるもの』『いらないもの』『保留』の3つに仕分けします。
この時にしてほしいのが、『基準を決める』ことです。
懐かしい洋服、学生時代の教科書、愛用してたカバンなど。
これらは思い出がいっぱいです。
捨てづらい気持ちすごくよくわかります。
でも考えてみてください。
それって今後使いますか?
冷静に考えてみると、使わないものの方が多いんです。
場所をただひたすらとるだけです。
もちろん思い出系の品は全部捨てろとは言いません。
基準を決めて、あてはまらなければ捨てましょう。
基準を決めるだけでかなりものが減ります。
どうしても決めれないものは、『保留』にすることで必要以上に考える時間も減らしましょう。
あとで、また見返して『いるもの』『いらないもの』に振り分ければいいだけです。
置く場所を限定する
最後に、置く場所を決めましょう。
必要なものにも使う頻度によって置く場所を決めましょう
- よく使う
日常的に使っている、日用品、洋服、アクセサリーなど - たまに使う
フォーマルな洋服やカバン、趣味の楽器など - ほとんど使わない
思い出の品、アルバムなど
そして決めた場所に必ず戻しましょう。
あとで戻そう、一旦ここに置く、はなしです。
そのまま戻すのを忘れ、また部屋が散らかってしまいます。
そのためには、戻しやすい工夫も必要です。
戻す場所に名前シールなどを貼っておくのもいいですね。
ものが多かった時は戻すのに苦労したかもしれませんが、今までの手順でスッキリした状態なら楽にできるはずです。
洋服などで引き出しの数が少なく、一つの引き出しに何種類か入れるという場合は仕切りをつけるとわかりやすくなります。
百均で売ってるのでぜひ使ってみてください。
まとめ
- 『範囲』を決める
- 『時間』を決める
- 『いるもの』を決める
- 最後に『置く場所』を決める
実際、私もこの方法で部屋がずっときれいです。
いつ見ても床が見えていて感動しております笑。
コツさえわかれば片付けは大変じゃないので、皆さんもやってみてください。