冬場の電気代は高くなりやすく、年間の電気代の平均よりも数千円も高く、夏場と比べても全然高くなり1年で1番電気代が高い季節になります。
年末年始などは、さらに出費もかさむ時期、しっかり光熱費の節約を行っていく必要がありますね!
毎年、この時期になるとあれや、これやと試行錯誤しているんですが…。
そこで意外と知らない、やってない、かんたん節約術を紹介したいと思います。
冬場の電気代の平均は?
電気や都市ガスなどの比較サイトによると、冬場の電気代は平均にして約14,000円と言われています。
冬場の電気代は1年間を通して最も高くなり、年間の平均よりも約3,000円も高くなっています。
また年間を通して最も電気代が安いのが夏場で、平均は約9,000円〜10,000円です。
そして冬場に電気代が高くなる理由として、以下のことが挙げられます。
- エアコンの暖房の消費電力量の違い
- 日照時間が少ないため、照明器具を長く使う
- 洗濯物の体積が増え、使用回数が増える など…
節約術① 暖房器具の設置場所
エアコンの設置場所はすぐに変更できませんが、ファンヒーターやサーキュレータなどの道具はすぐに移動することができます。
ファンヒーターは自分の近くに置くのではなく、窓側に設置するようにしてください。
窓側から外の冷たい空気が入り込んでくるので、その冷たい空気を温めながら部屋の上部に押し上げてくれます。
こうすることで部屋の中で空気の循環ができ、効率よく部屋を温めてくれます。
サーキュレーターはエアコンなどの暖房器具による暖気が循環するように設置します。
具体的には窓際だったり、エアコンの真下だったりと…。
節約術② エアコンの温度設定
エアコンの温度設定はなるべく外の気温に近づけましょう。
これは冬に限らず、夏も同じようにすることが多いと思います。
もしくは、最初は設定温度を高めにしておき、時間が経ってある程度温まってきたら設定温度を下げる、
という方法でも節約することができます。
注意点としては部屋の窓をしっかりしておいてください。
できればカーテンも閉めることで暖房効率が上がりますよ。
節約術③ エアコンの運転設定
エアコンの運転設定の中に「弱モード」「強モード」「自動運転モード」があると思います。
「弱モード」は消費電力が少なく、節約に良いと思いがちですがかえって高くなります。
実は「自動運転モード」を使用するのが一番効率が良いのです。
自動運転モードというのは、
部屋をある程度温めたら送風モードに変わり、部屋の温度を一定に保ってくれるモードです。
送風モードはあくまで部屋の温度を一定に保つだけなので、消費電力を抑えることができます。
ちなみに、エアコンをつけたり消したり…を頻繁に繰り返すとかえって電気代が高くなるので注意です。
節約術④ 家電のコンセント
家電のコンセントはこまめに抜くようにしましょう。
いくら家電を使わず電源を入れていなくても、コンセントにつながっている家電は待機電力を消費しています。
ただし注意が必要なのが冷蔵庫や洗濯機のような大きな家電です
コンセントの頻繁な抜き差しが故障の原因になるので控えましょう。
節約術⑤ 冷蔵庫の温度設定
冬場は気温が低いので、モノも傷みにくく腐りにくいです。
そのため冷蔵庫の温度を多少上げても問題はありません。
冷蔵庫は消費電力が多く、コンセントを頻繁に抜き差しするわけにもいきません。
そのため冬場に限りますが、冷蔵庫内の温度を上げることができます。
節約術⑥ 加湿器を使う
日本の夏は高温で湿度が高いです。
この湿度が高い影響で暑く感じるのです。
これを利用して、部屋の中を加湿すれば暖かく感じます。
また暖かくなるだけでなく、湿度が高くなることでインフルエンザウイルスなどを抑制することができます。
昨今のウイルス事情を考えても、加湿することは一石二鳥です。
節約術⑦ 厚着をする
一番シンプルで、最もわかりやすいのが厚着をすることです。
厚着をすることで、暖房器具の使用を最小限に抑えてくれます。
ただ注意が必要なのが厚着で汗をかくことです。
汗をかきすぎると風邪を引きやすくなるので要注意です!
そしてもう一つのデメリットが洗濯物が増えるというものです。
増えすぎると電気代が上がるので一長一短です。
まとめ
- 暖房器具の設置場所を変える → ファンヒーターは窓際に
- エアコンの温度設定はなるべく外気温に近づける
- エアコンは「自動運転モード」で
- 大型家電を除く家電のコンセントはこまめに抜く
- 冷蔵庫内の温度を上げる
- 加湿器を使う
- 風邪に注意しながら厚着をする
昨今の事情的に窓を閉め切って暖房を…というのは難しいですが、なんとか電気代を節約しながら乗り切りましょう!
ズボラな人でもできるようなことだけなので、一度試してみてはいかがでしょうか。